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何かを始める時にする質問

 コンサルタントという仕事柄、
何か新しいことを始めることを検討する段階で
お話をすることが多くあります。

そんな時に出てくる言葉は、
出来ない理由、難しい理由
が実は多いのです。

新しいことを始めるわけですから、
当然、経験も不足していますし、
情報も不十分です。
不安もあります。

そんな時に、効果のある質問があります。
それは、
「どうしたら出来ますか?」
です。
 「質問」の力は偉大です。
人から投げかけられた質問で、
考えが整理されたり
新たなアイデアが浮かんだりすることは多いです。

ところで、質問されるのは、誰からが多いですか?

それは、圧倒的に
自分自身から、
です。

考える、ということは、
自分に質問することから始まります。

先ほどのように、
新しいことへの取り組みを考えている場面で、
その人が自分にしている質問は
「何が障害になるだろう?」
です。

タイプによっては、思い入れが強く、
自分に質問をしないで、
当たって砕けろ!
やってみないと分からない!
と、突っ走るタイプもいます。

自分に質問しないのも問題がありますが、
難しい材料を探す質問ばかり考えていても、
前に進めません。

そこで、自分自身に投げかけることをお勧めする質問が、
どうしたら出来るだろう?
という質問です。

当然、方法や手順などが頭に浮かびます。
同時に、「足りないモノ」
資金、時間、能力、スキル、技術、機械など
も頭に浮かびます。

「足りないモノ」を
手に入れたり、他で補ったりする方法がないかを
考えます。
ここで自分にする質問は
「どうしたらこの不足を解決できるか?」
です。

そして、また元の質問に戻ります。
「どうしたら出来るだろう?」
です。
別の方法を考えることも大切です。
最初に考えた方法の「足りないモノ」が
解決できないかもしれません
もっと良い方法を思いつくかもしれません。

このプロセスを繰り返すことをお勧めします。


少し解説します。

先ほど、方法や手順と同時に浮かんだ
「足りないモノ」ですが、
これは、
「何が障害になるだろう?」
と考えていた時に浮かぶものと、ほとんど同じです。

ところがスタートの質問が違うと
「足りないモノ」は
どうしたら解決できるか考える「課題」になります。

人は同じモノを考えても
「障害」と考えるか「課題」と考えるかで、
捉え方が変わります。
向き合う態度が変わります。
一見同じテーマで考えていても、
投げかける質問が違うと
違う結果が得られることは多くあります。
 
「良い質問」を考えることは効果があります。
特に、自分に無意識に投げかけている質問を
見直してみたらいかがでしょうか?

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