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【「ルール」の背景を考えてみる】

■ビジネス・スキル・トレーニング ■実践コラム

【「ルール」の背景を考えてみる】

2013.08.28

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。

「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。


世の中には、
「ルール」や「決まり事」が
たくさんあります。

その背景や、目的に
考えをめぐらせるのは、
思考のトレーニングになります。

今回は、
町中でさりげなく示されている
三つの例を取り上げます。

これらの「ルール」は、
その意図に気づかず、
あるいは、
その存在にも気づかず、
従っていない人も多いものです。

それでも、その意図を探ると、
いろいろな気付きがあるものです。


最初に、
信号のある交差点の
停止線の位置です。


通常、停止線は、
横断歩道の2メートルほど
手前にあります。


ところが、横断歩道よりも
5メートルくらい手前に
停止線がある交差点があります。


なぜ、そんな手前に
停車させるのでしょう?


多くの場合、
道幅が狭く、
路線バスのルートになっています。


バスが曲がるには、乗用車以上に、
幅が必要です。


バスなどの長い車両が
交差点を曲がれるように、
停止線を手前にしてあるのです。


バスが曲がる場面に出会うと、
絶妙な位置に引いてあることが
分かります。


次に、駅のホームの
電車のドアの前の
乗車位置に描かれている
線です。


その線は、
ホームに対して、
斜めに向いていたり、
平行に引かれていたりします。


ホームの幅は限られています。
電車待ちの列がドアに対して
まっすぐだと、
ホームを歩いて移動する時に
邪魔になります。


ホームの端を歩くのは危険です。


そこで、
ホームに上がる階段や、
改札から離れた乗車位置に
スムーズに、かつ安全に
移動出来るように、
乗車待ちの列を曲げ、
ホームの中央にスペースを
作る意図があります。


三つ目も、駅です。


駅の階段には、
線という矢印があります。


ホームにつながる階段には、
多くの人が行き来します。


矢印によって、
ホームに向かう人と、
ホームから出ていく人とが
正面からぶつからず、
スムーズに行き来出来るようにする
意図があります。


そして、階段にある線は、
真ん中ではなく、
どちらかに寄っています。


片方は広く、
片方は狭いのです。


そうです、
ホームから出ていく方が、
広くなっています。


ホームに入る人は、
三々五々ですが、
ホームから出ていく人は、
電車が到着した直後に
集中するからです。


これらのルールは、
何気なく見逃してしまいがちですが、
考えてみると
合理的に、よく考えられている
ものです。


何か他と違う、
と感じたら、
少し、その背景や理由、
意図を考えてみて下さい。


社内のルール作りなどの際にも、
参考になる思考トレーニングに
なりますよ。


最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。


あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。


応援しています!

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